沖縄のひめゆり平和祈念資料館が、今年の夏から秋にかけて台湾の高雄市立歴史博物館と台北の二二八国家記念館で特別展を開催する。昨年、資料館の前理事長・仲程昌徳氏から依頼を受け、台湾中興大学教授の朱恵足氏が現地コーディネーターとして携わった。
海を越えて重なる戦争体験
今回の特別展は、沖縄と台湾の戦争体験が海を越えて重なり合うことをテーマとしている。朱氏は「殉国美談へのアンチテーゼ」という視点から、両地域の歴史的つながりを浮き彫りにする。
ひめゆり資料館の取り組み
ひめゆり平和祈念資料館は、沖縄戦で動員されたひめゆり学徒隊の記録を後世に伝える施設。今回の台湾での展示は、戦争の記憶を国際的に共有する試みとして注目される。
特別展は、高雄と台北の2会場で開催され、現地の歴史資料館と記念館が会場となる。朱氏は現地コーディネーターとして、展示の準備や調整に当たった。