宗教団体「エホバの証人」の信者5人が、信仰により輸血を受け入れないことを理由に、県立中部病院や八重山病院で治療を拒否されて精神的な苦痛を受けたとして、県に計約1674万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、那覇地裁(西尾洋介裁判長)で開かれた。県側は請求棄却を求めた。
信者5人が提訴、県側は棄却求める
原告はエホバの証人の信者5人。信仰上の理由から輸血を受け入れないことを伝えたにもかかわらず、県立中部病院や八重山病院で治療を拒否されたと主張している。これにより精神的苦痛を被ったとして、県に対し計約1674万円の損害賠償を請求している。
16日に那覇地裁で開かれた第1回口頭弁論で、県側は請求棄却を求める姿勢を示した。
今後の審理へ
那覇地裁の西尾洋介裁判長が審理を担当する。今後の争点は、医療機関側の対応が信者の宗教的自由を侵害したかどうかなどが中心になるとみられる。