静かなやんばるの森に、ひときわ大きな重低音が響いた。大型のヘリコプターが2機、東村高江の集落近くを旋回している。一つは高江で見慣れてしまった米軍機。だが、もう1機は様子が違った。濃緑と茶褐色の迷彩柄の機体-。陸上自衛隊の大型輸送ヘリCH47だった。
集落に近いN4地区での飛行
2025年9月に撮影された写真には、陸上自衛隊のCH47ヘリと米海兵隊のCH53EヘリがN4地区上空を飛行する様子が捉えられている。奥には高江小中学校の校舎も見える。
この飛行は、台湾有事をにらんだ実戦訓練の一環とみられる。自衛隊が高江のN4地区でヘリを使用するのは強行的な側面が強く、集落に近い場所での訓練が続いている。
ヘリパッド着工から10年
高江では、米軍ヘリパッドの着工から10年が経過。現在は自衛隊も同地区を使用し、訓練を実施している。住民の間では、騒音や安全面への懸念が根強い。