読谷村議選、無投票の可能性 兼業難しく立候補断念する人も
読谷村議選、無投票の可能性 兼業難しく断念も

読谷村議会議員選挙で、無投票となる可能性が高まっている。同村議を10期務め、今期で引退する山城正輝さん(77)は「読谷村議選が無投票になれば、民主主義のピンチだ」と危機感を表明した。

立候補断念する人も

村選挙管理委員会から村議選の立候補予定者に配られた手引を手に、渡嘉敷大雅さんは「議員活動と仕事の両立が難しい」と考え、立候補を断念した。8月29日に同村内で取材に応じた。

同村では基地跡地の開発が進み、人口は約4万2千人まで増加している。しかし、村議選では過去48年間、落選や不出馬を含めて無投票は一度もなかった。

なり手不足の背景

村議会議員は報酬が少なく、仕事を掛け持ちしながら議員活動を行う必要がある。そのため、後輩には議員を勧めづらいという声も出ている。

山城さんは「民主主義のピンチ」と表現し、無投票が実現すれば村政の監視機能が弱まるとの懸念を示している。