戦前の沖縄で政府が進めた「御嶽の神社化」を伝える貴重な社殿として、北中城村熱田の島根殿(しまにどぅん)がこのほど、国登録有形文化財(建造物)となった。国から登録証を受けた熱田自治会の徳村昌厚会長は「歴史を教えていく」と話している。
1940年に熱田御嶽を神社化
島根殿は1940年、熱田御嶽を神社化したもので、戦前の沖縄における神社政策の一端を今に伝える建造物として評価された。
登録証の交付を受け、8月28日には島根殿の前で、拝殿の修復工事に向けて募金を呼びかける様子が関係者らによって行われた。
修復工事へ募金を呼びかけ
この日は、後藤道雄さん、熱田自治会の徳村昌厚会長、北中城村の比嘉孝則村長らが出席し、今後の保存・活用への思いを共有した。
徳村会長は、登録を機に地域の歴史を次世代へ伝えていくとし、修復工事の実現に向けた協力を呼びかけている。