夏休み余る県産牛乳使用、セブンがパンとプリン発売
夏休み余る県産牛乳、セブンがパンとプリン発売

セブン―イレブン・沖縄(那覇市、久鍋研二社長)は、パンやスイーツの製造会社など6機関と連携し、県産牛乳を使用したパンとプリンを開発した。夏休み期間中に余る県産牛乳を活用し、消費拡大を図る。

背景:給食向け牛乳の余剰問題

県内の酪農では、生産量の3~4割を学校給食が占めている。学校休止期間中に余る牛乳は、2024年7~8月で計488トン。2026年も同期間に約500トンが余る見込みだ。

商品概要

開発されたのは「沖縄明治乳業の牛乳使用牛乳パン」(226円)と「沖縄森永乳業の牛乳使用とろ~りミルクプリン」(300円)。県内のセブン―イレブン全209店舗で、8月4日から2~3週間の期間限定で販売される。

牛乳パンは、水の代わりに牛乳100%で生地を練り上げ、牛乳本来の風味とふんわりとした食感が特徴。クリームにもこだわり、コクを出した。ミルクプリンは牛乳の風味とクリームのコクを楽しめる2層構造で、とろりとした食感の「飲めるような」プリンに仕上げた。

供給体制と今後の展望

沖縄明治乳業がパン製造のメルヘンに、沖縄森永乳業がプリン製造のフリジポートにそれぞれ牛乳を供給。県と県酪農農業協同組合が農家を取りまとめた。2商品で使用した牛乳は計約3トン。

セブン―イレブン沖縄の久鍋社長は「今回を契機に、冬休みや来年以降も、地域資源の活用や地産地消に向けた商品を展開していきたい」と意気込んだ。