米退役軍人省の「退役軍人上訴委員会」の裁定で、沖縄での勤務中に枯れ葉剤(Agent Orange)に曝露したとして補償を認められる米軍関係者が急増している。これまで男性が中心だったが、女性の申請者も認定される事例が出ていることが分かった。
上訴委員会の裁定で認定が急増
退役軍人上訴委員会は、沖縄勤務の退役軍人らが申請する枯れ葉剤関連の補償請求について、近年、認定を認める判断を相次いで示している。この傾向は、沖縄の基地問題を長年取材してきた英国人ジャーナリスト、ジョン・ミッチェル氏の分析で明らかになった。
女性の申請者も認定される事例
これまで枯れ葉剤補償の申請者は男性が大半を占めていたが、最近の裁定では女性の申請者も認定されるケースが出ている。ミッチェル氏によると、沖縄勤務中に枯れ葉剤に曝露したと主張する女性退役軍人らの請求が認められたという。
沖縄の基地問題に新たな光
この動きは、沖縄の米軍基地で使用された枯れ葉剤の影響が長年にわたって続いていることを改めて示すものだ。補償認定の増加は、米軍関係者の健康被害の実態を浮き彫りにするとともに、今後の申請にも影響を与える可能性がある。