報道写真家の石川文洋さん死去、88歳 戦場のベトナムや沖縄を撮影
報道写真家の石川文洋さん死去、88歳 戦場のベトナムや沖縄を撮影

報道写真家としてベトナムやカンボジアなど数多くの戦場に立ち、民衆の視点から戦争の惨禍を写し伝えてきた石川文洋さんが23日、悪性リンパ腫のため死去した。88歳。那覇市出身。自宅は長野県諏訪市。

戦場の記録に生涯をささげる

石川さんは那覇市に生まれ、報道写真家として活動。ベトナム戦争をはじめ、カンボジアなど世界各地の戦場を取材し、市民の視点から戦争の現実を記録し続けた。

沖縄への思いと遺志

沖縄戦や基地問題にも向き合い、故郷・沖縄への強い思いを持ち続けた。2019年6月には日本列島を歩いて縦断し、那覇市であいさつする姿が報じられている。また、全ネガを沖縄に寄贈する意向を示し、戦争の記録を故郷の人々に託そうとしていた。

葬儀は関係者により執り行われる。