那覇市議会(坂井浩二議長)は1日、那覇空港で航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機が着陸時に事故を起こし、第2滑走路が一時閉鎖されたトラブルを受け、事故に対する抗議と那覇空港の民間専用化の実現を求める決議を可決した。
事故の経緯と市議会の対応
事故は那覇空港の第2滑走路で発生。F15戦闘機が着陸時に立ち往生し、クレーンでつり上げられる事態となった。この影響で第2滑走路は一時閉鎖され、民間機の運航に遅れが生じた。
那覇市議会はこの事態を重く受け止め、抗議決議をまとめた。決議では、事故に対する抗議とともに、那覇空港の民間専用化の実現を求める内容が盛り込まれている。
民間専用化の要求
那覇空港をめぐっては、航空自衛隊那覇基地が併設されており、民間機と自衛隊機が同じ滑走路を使用している。市議会は、今回の事故を受け、那覇空港の民間専用化を改めて求める方針だ。
この問題をめぐっては、玉城デニー知事が那覇空港を視察し「沖縄の大動脈。運用適正に」と述べるなど、米軍使用をけん制する動きも出ている。また、自衛隊は事故調査委員会を設置し、防衛相は「民間機運航に遅延、重く受け止める」とコメントしている。
市民団体も「那覇空港を民間専用に」と声明・請願を首相など宛てに提出しており、今回の市議会の決議はこうした動きに連なるものとなる。