木原官房長官、嘉手納旧駐機場使用を事実上容認「違反か判断困難」
木原官房長官、嘉手納旧駐機場使用を事実上容認

米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場で米空軍が騒音を伴う運用を続けている問題について、木原稔官房長官は23日の記者会見で、騒音軽減を目的とした1996年の日米合意に違反するかどうか判断することは困難との認識を示した。これにより、現状のような米軍による旧駐機場の使用を事実上容認する立場を明らかにした。

1996年日米合意と現状の乖離

1996年の日米合意では、嘉手納基地の騒音軽減のため、旧海軍駐機場の使用を制限することが取り決められていた。しかし、実際には米空軍が同駐機場で騒音を伴う運用を継続しており、地元住民からは合意違反との指摘が上がっていた。

官房長官の見解

木原官房長官は会見で、「運用の実態を詳細に把握するのは困難であり、合意に反するかどうかを明確に判断することは難しい」と述べた。その上で、日米間の協議を継続する方針を示したが、具体的な是正措置には言及しなかった。