米退役軍人省が元米軍人に補償を認定した裁決の資料から、ベトナム戦争当時の沖縄が枯れ葉剤で深刻に汚染されていたことが分かった。那覇軍港から北部訓練場まで、沖縄各地の基地で枯れ葉剤の事故が起き、周辺では魚が大量に死ぬなどしていた。
県内各基地で事故、嘉手納で発生最多25人
資料によると、県内の各基地で枯れ葉剤に関連する事故が発生していた。中でも嘉手納基地では発生件数が最多で、25人が被害に遭ったとされる。那覇軍港では漏出事故が起き、魚が大量死する被害も確認されている。
枯れ葉剤被害の実態
1971年にはキャンプ・シュワブで撮影された写真には、海兵隊員とドラム缶が写っており、右から2個目にはオレンジのストライプがあり、枯れ葉剤が入っていた疑いがあるとされる。写真はスコット・パートン氏が提供した。
これらの資料は、沖縄の基地における枯れ葉剤の使用や事故が、当時の環境や住民に与えた影響を裏付けるものとなっている。