日本保守党は今回の知事選で古謝玄太さんを推薦するに当たり、「日本と沖縄の正しい歴史が報じられるよう」、県による広報努力を求めた。これに対し、琉球大学講師の山城彰子さんは、沖縄戦研究の視点から、歴史を巡る問題に警鐘を鳴らす。
過去の展示変更問題を想起
山城さんは、1999年に県が監修委員会に無断で、リニューアルする平和祈念資料館の展示内容を変更した事例を挙げる。この行為は沖縄戦実相の改ざんだとされ、大きな問題となった。
国への意見には根拠が重要
山城さんは、国に対して意見を述べる際には、根拠が大切だと強調する。歴史認識を巡る議論では、事実に基づいた検証が欠かせないとの立場だ。
今回の知事選を巡る動きは、沖縄の歴史をどう伝えるかという根本的な問いを改めて浮き彫りにしている。