2026年8月21日現在、台風18号が沖縄に接近しており、旧盆期間中の影響が懸念されている。気象予報士の崎濱綾子氏(ウェザーマップ)によると、今年の台風発生数は18個に達し、1月から8月まで毎月発生している。これは2015年以来の頻度で、過去に2回しか記録がないという。
モンスーンジャイアが台風発生を促進
崎濱氏は、8月に日本の南海上で台風の卵が連続発生した要因として、周辺より気圧の低い「モンスーンジャイア」の影響を指摘する。インド洋付近からの南西風や太平洋高気圧周辺の風が流れ込み、雲の渦が発生しやすい状態が続いている。
8月は沖縄地方への台風接近の平年値が2.2個で、今月6日から9日には台風13号が接近した。来週にかけては台風18号の動向に注意が必要とされる。
台風18号、旧盆に接近の恐れ
台風18号は8月19日にトラック諸島近海で発生し、21日現在は発達しながら北西方向へ進んでいる。今後暴風域を伴う見込みで、23日頃に小笠原近海、25日から26日頃にかけて大東島の東から沖縄本島東海上に進む可能性がある。
旧盆初日のウンケーにあたる25日から影響を受ける見通しで、台風の位置や動向によっては最終日のウークイまで影響が長引く恐れがある。崎濱氏は「旧盆準備や親戚まわりは、早めの連絡や予定の調整を」と呼びかけている。
9月にかけても不安定な天気
9月5日までの予想では、台風18号の影響で28日ごろまで雨や風が強まる恐れがある。その後は天気が回復するものの、南海上では渦巻きの雲ができやすい状況が続くため、今後の台風の卵の発生に注意が必要だ。
一方、沖縄本島の11ダムの貯水率は8月21日午前0時時点で97.6%、平年との差は+2.3ポイントとなっている(沖縄県企業局調べ)。
今週末の沖縄地方は、熱帯低気圧の影響で本島や宮古島、石垣島で断続的な雨が予想され、短時間強雨に注意が必要。大東島地方では台風18号が先に接近する見込みで、晴れている時間帯を利用した早めの台風対策が呼びかけられている。