元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(65)が自民党と政策合意し、沖縄県知事選への立候補を取りやめた問題で、下地氏に近い鈴木宗男参院議員は27日、党本部から協力を依頼され、下地氏に働きかけたことを明らかにした。鈴木氏と記者団との主なやりとりは次の通り。
「私なりにできるだけの協力はします」
記者が「下地さんが立候補を取りやめた。鈴木議員が関与したのか」と質問したのに対し、鈴木氏は「鈴木俊一幹事長、西村康稔選対委員長、党のさまざまな人から、沖縄と関わりが深いからぜひ協力をお願いしたいと言われた」と説明。「私なりにできるだけの協力はします」と述べた。
西銘県連会長に「ここ1日、2日が勝負だ」
鈴木氏は、沖縄県連の西銘恒三郎会長に対し「ここ1日、2日が勝負だ」と伝えたことを明らかにした。下地氏の判断が迫られる中で、時間的な切迫感があったことを示唆した。
「下地とは接触するな」は一度も聞かず
一方で、鈴木氏は「『下地とは接触するな』と言われたことは一度もない」と述べ、党本部から下地氏との接触を制限するような指示はなかったと説明した。下地氏への働きかけは、あくまで協力要請の範囲内で行われたとみられる。