27日に告示された沖縄県知事選で、新人で医療法人会長の末吉正弘氏(73)は同日午後2時、那覇市内の自ら運営する高齢者福祉施設で第一声を上げた。
「お年寄りや子どもたちの貧困をなくしたい」
末吉氏は第一声で、「お年寄りや子どもたちの貧困、ギリギリで生活している人を助けてあげたい気持ちで立候補した」と述べた。
基本政策の1番目に高齢者の貧困解消を掲げ、「昭和の時代に一生懸命働き、世界と戦った人たちは税金を払い『良い生活をして良い老後を過ごそう』と思ったのになぜ貧困だらけなのか」と指摘。「そういった人を救わず沖縄の発展や未来は築けない」と訴えた。
ヤングケアラー支援や地場産業振興を強調
次に子どもの貧困について、「家庭を支えるために働き、親や祖父母の面倒を見るヤングケアラーが増えている」とし、「子どもを支援し安定した家庭や経済を支えていきたい」と述べた。
また、「経済と観光を支える小さな店や職場がつぶれ、沖縄らしさがなくなっている」と危機感を示し、地場産業、ものづくり、農業、漁業の支援や離島などの人口減少を食い止める考えを表明。「一緒に沖縄の未来を夢見て現場力のある強い企業を支援してつくり上げ、もう一度『ゆいまーる』の心を広げていこう」と締めくくった。