沖縄県知事選で、古謝玄太氏が初当選を果たした。古謝氏が沖縄のリーダーを志した原点は、約20年前の学生時代にさかのぼる。
原点は学生時代の決意
東京で過ごした学生時代、故郷に思いを寄せながらも、活躍や挑戦の環境がなく帰郷を諦める周囲を目の当たりにした。この経験から「政治の力で誰もが挑戦できる環境をつくる」と決意したという。
実力をつけるため総務省へ入省し、官僚として国の制度や地方行政への知見を深めた。その後、民間企業で働いた後に那覇市の副市長に就任。国・民間・地方行政を経験し、知識や人脈を養った。
選挙戦で訴えた政策
選挙戦では「若者が安心して残れる、戻って来られる沖縄にする」と強く訴えた。政策には、所得倍増を柱とした経済や福祉施策を打ち出した。
家族が見た古謝氏の姿
20年連れ添った妻の古謝亜希子氏は、古謝氏が目標に向かって「ぶれずに」努力を積み重ねる姿を見てきたとし、「実行力」が武器だと評する。
5人の子を持つ親でもあり、「自分たちで描いた未来を自分たちで実現する」と、責任と覚悟と決意を誓う。(知事選取材班・東江郁香)