大弦小弦「終戦」過去を見つめる 吉野文六氏の回想
大弦小弦「終戦」過去を見つめる 吉野文六氏の回想

昭和20年5月、ベルリンにいた26歳の駆け出し外交官・吉野文六氏は、迫り来るソ連軍を前に日本大使館の書類や暗号をすべて焼却した。「ソ連が迫っていた。書類も暗号も全部燃やしました」と振り返る。ナチス・ドイツ降伏直前の出来事だった。

沖縄返還の密約文書に署名

戦後、吉野氏は外務省アメリカ局長として沖縄返還の密約文書に署名。その後の歩みと終戦の記憶を、過去を見つめる視点でつづる。