世代交代で変わる基地への意識 宝珠山発言から32年
世代交代で変わる基地への意識 宝珠山発言から32年

流行語大賞の沖縄版があれば、1994年は「宝珠山発言」が上位に入っただろう。防衛施設庁の宝珠山昇長官が沖縄は「基地を提供する優れた位置にある。これをプラスに転じて、基地と共生、共存する方向に変化してほしい」と求めた。

県議会が与野党一致で抗議

防衛官僚の身勝手な注文は猛反発を呼び、県議会は与野党一致で抗議した。32年前の出来事が今月、古謝玄太氏の知事選総決起大会の会場でよみがえった。

推薦した勢力の関係者からは、当時と比べて基地への意識が世代とともに変わりつつあるとの指摘も出ている。長年続いてきた基地問題をめぐる論調にも、変化の兆しが見え始めている。