疎開船「対馬丸」が米軍潜水艦に撃沈された事件から22日で82年になるのを前に、対馬丸記念会(比嘉正詔代表理事)は15日、遺族らから新たに提供があった犠牲者8人(学童疎開5人、世話人1人、一般疎開2人)の遺影を那覇市の対馬丸記念館に掲示した。
遺族が思いを語る
来館した遺族は「生きた証しを残せる」などと思いを語った。遺影は記念館の展示スペースに追加され、訪れた人々が犠牲者をしのぶことができる。
82年目の追悼
対馬丸は1944年8月22日、学童疎開の子どもたちらを乗せて那覇から長崎へ向かう途中、米軍潜水艦の攻撃を受け沈没した。事件では多くの学童を含む約1500人が犠牲となったとされる。
今回の遺影掲示は、事件の記憶を次世代に伝える取り組みの一環として行われた。記念館では今後も遺族からの提供を受け付け、展示を充実させていく方針だ。