戦場カメラマン石川文洋さんの訃報を受け、親交のあった県内の関係者からは人柄や功績をたたえ、死を悼む声が相次いだ。(社会部・与儀武秀)
沖縄市で写真展を企画
沖縄市役所元職員の今郁義さん(79)は、1990年ごろに石川さんのベトナム写真展を市内で企画した。
石川さんは1966年、ベトナム・ビンディン省で撮影した写真に「絶えず砲撃や爆撃を受けていた農村は各戸に防空壕があったが、突然の攻撃で逃げ遅れた母親が負傷した。子が死傷して親が嘆く。弟、妹、兄、姉が死傷する。民衆の犠牲は沖縄戦と同じと思った」と説明を添えていた。
平和への思いが活動の源
関係者は、石川さんの平和への思いが活動の源だったと語る。命の誕生に喜びを見いだす姿もあったという。
石川さんの死を悼み、その功績をたたえる声は県内各地から寄せられている。