家族葬の特徴知って選ぶ 稲福さん「沖縄の葬祭」出版 沖縄のしきたり解説
家族葬の特徴知って選ぶ 稲福さん「沖縄の葬祭」出版

新型コロナウイルス禍で密を避けるために広がった「家族葬」が、多くの参列者が訪れる「一般葬」が主流の沖縄でも定着しつつある。葬儀費用が安く、遺族の負担が少なくて済むと考えられていることが理由の一つだ。だが、意外な落とし穴もあるという。

「沖縄の葬祭」に込めた思い

沖縄の葬祭のしきたりについての著書を出版した稲福政斉さんは、家族葬の特徴を理解した上で選ぶことの重要性を訴える。著書では葬儀形式のほか、喪服のマナーについても解説し、それぞれのメリットとデメリットを紹介している。

稲福さんは、沖縄ならではの葬祭の習慣と、現代の多様な葬儀形式をどう調和させるかについても言及。家族葬が持つ利点と注意点を整理し、遺族が後悔しない選択をするための指針を示している。

家族葬の落とし穴とは

一般的に家族葬は費用が抑えられ、遺族の精神的な負担も軽いとされる。しかし、参列者が少ないことで地域とのつながりが希薄になる可能性や、沖縄特有の弔問の習慣との兼ね合いなど、考慮すべき点があると稲福さんは指摘する。

同書は、葬儀をこれから執り行う家族にとって、形式選びの参考となる一冊だ。沖縄の葬祭に詳しい稲福さんの解説を通じて、読者は自分たちに合った葬儀の在り方を考えるきっかけを得られる。