那覇市地域包括支援センター松川で13日、高齢者に熱中症予防を呼びかけるチラシを配る三宅裕太さん(手前左)の姿があった。酷暑が迫る中、地域の輪で高齢世帯を守る取り組みが進められている。
「暑さには強い」という自覚が揺らぐ
那覇市の女性(74)は数年前、夏場の日中にエアコンを付けずに室内を片付けていたところ、急に目まいを覚えた。ふらふらする体をその場に横たえ、しばらく休むと治まったという。義父の介護で疲れていた時期で、熱中症だったかどうかは分からないと語る。
普段の交流で異変を察知
こうした体験は高齢者に珍しくない。地域包括支援センターでは、日頃からの交流を通じて高齢者の異変を早期に察知し、熱中症対策の声かけにつなげている。那覇市地域包括支援センター松川でも、チラシ配りを通じて注意を促している。
高齢者は暑さに対する感覚が鈍りがちで、自覚症状が出にくいとされる。地域の見守りが、重症化を防ぐ鍵となる。