世界自然遺産登録5周年を記念したイベントが那覇市で開かれ、会場に陸上自衛隊の不発弾処理隊が駆けつける一幕があった。チョウ類研究者の宮城秋乃さんが展示した米軍廃棄物に、未使用の空包が詰まった小銃用のマガジンが含まれていたためだ。
やんばるに残る米軍廃棄物の実態
宮城さんは「危険な米軍の弾薬が大量に残されている」と指摘。世界自然遺産の森に放置された米軍廃棄物の実態を明らかにし、国の責任を追及している。展示では、マガジン以外にも複数の廃棄物が並び、来場者の関心を集めた。
自衛隊が出動する事態に
イベント運営側が不発弾の可能性を考慮し、自衛隊に連絡。処理隊が現場を確認したが、空包は模擬弾とみられ、危険性は低いと判断された。それでも、宮城さんは「このようなものが自然遺産の森に残されていること自体が問題」と訴え、政府に対し速やかな回収と原因究明を求めている。