ジャングリア開業1年、年間150万人目標厳しく「期待値が高すぎた」
ジャングリア開業1年、目標150万人厳しく

2025年4月に開業した本島北部のテーマパーク「ジャングリア沖縄」が、開業1年を迎える中で苦戦している。年間来園者150万人の目標達成は厳しい状況で、関係者は「期待値が高すぎた」と振り返る。

年間150万人目標、達成困難に

開業前の2025年1月28日には、関西大学の宮本勝浩名誉教授と大阪府立大学の王秀芳客員研究員が、開園後15年間の経済波及効果を約6兆8080億円と試算していた。しかし、実際の来園者数は予想を下回って推移しており、目標達成には程遠い。

「素通り観光」脱却への期待も

一方で、ジャングリアの開業は沖縄本島北部の観光に新たな流れを生み出している。観光客が北部に長期滞在するきっかけとなり、「素通り観光」からの脱却に期待が寄せられる。しかし、経済波及効果を最大限に引き出すには、周辺施設との連携や宿泊客の増加が課題となっている。

ジャングリアを運営する刀(カタナ)の森岡毅CEOは、開業当初から「沖縄全体の観光価値を高める」と意気込んでいたが、現実は厳しい。業界関係者は「開業前の過大な期待が逆にハードルを上げた」と指摘する。