台風18号の影響で、沖縄本島北部では26日に暴風警報が解除された後も停電が長引く地域があった。相次ぐ台風の接近に、住民たちからは「勘弁してほしい」とため息が漏れた。
国頭村で約14時間の停電
国頭村安田区の比嘉明男さん(73)宅では、25日午後7時ごろから約14時間停電した。旧盆初日のウンケーを直撃した台風に「夕飯のお供えがちょうど終わっていたからまだ良かったが、クーラーが止まり夜は蒸し暑くて眠れなかった。台風が来るたびに停電し、困っている」と話した。
同区の「東部へきち診療所」も一時停電。医師の壇充さん(43)は「薬剤を保管している冷蔵庫が止まった。発泡スチロールで保冷していたが、場合によっては全て破棄しないといけない」と案じた。
古宇利大橋の通行止めで観光客が缶詰め状態
今帰仁村の古宇利大橋は、25日午後3時から翌26日午前11時40分まで通行止めに。約30室の予約があった古宇利島の宿泊施設は、断続的に停電が3回発生した。
スタッフは「橋が閉鎖されると宿泊者は必然的に缶詰め状態になる」と渋い顔。飛行機に間に合わない客もいたといい「今年は台風が多く、勘弁してほしい」と疲れた様子だった。