辺野古転覆事故、女子生徒の遺族が会見 刑事責任不問は「耐えられない」
辺野古転覆事故、女子生徒の遺族が会見 刑事責任不問は「耐えられない」

沖縄県名護市辺野古沖で3月に発生した船舶転覆死亡事故で、死亡した同志社国際高校(京都)の女子生徒の遺族が30日、東京都内で記者会見した。事故後、両親が会見するのは初めて。

告訴の経緯と理由

遺族は、学校関係者や船を運航していたヘリ基地反対協議会の幹部を刑事告訴した経緯を説明。告訴に踏み切った理由について、遺族は「学校や協議会の幹部は誰が捜査するのか。誰も捜査しないまま終わってしまうのではないかという不安がずっとあった。誰も法廷で刑事責任を問われることなく終わってしまう可能性すらあると感じた。私たちはそれに耐えられない」と述べた。

事故の概要

事故は3月16日に発生。生徒らを乗せた小型船2隻が転覆し、同高の女子生徒(17)と男性船長(71)が死亡し、生徒と乗組員計14人が負傷した。

告訴の内容

遺族は同高の校長ら4人と、運行団体の共同代表ら7人の計11人を、業務上過失致死傷などの容疑で中城海上保安部に告訴状を提出し、7月13日に受理された。