沖縄県母子寡婦会の新会長に、男性の小山訓久さんが就任した。男性が同会長を務めるのは初めて。小山さんは、シングルマザーへの就労支援が「不十分」だと指摘し、今後は具体的な施策に取り組む方針を示した。
シングルマザー支援の現状と課題
小山さんは、これまでの母子寡婦会の活動を踏まえ、シングルマザーが直面する経済的・時間的制約を解消するための支援が必要だと強調。特に、就労支援の充実が急務だと述べている。
同会では、就職・キャリアアップ講座の開催や、子育て中の就活を支援するフェアなどを実施してきたが、小山さんは「まだ十分ではない」とし、さらなる施策の拡充を目指す。
今後の取り組み
小山さんは、シングルマザーが「お金・時間がない」状態から卒業できるよう、具体的な未来設定を促すマインドセットの重要性を指摘。豊見城市で開催された講座では、参加者から「なにから始めればいいか分からない」という声が上がる中、性格診断から適性を発見する手法も取り入れている。
また、県内の有効求人倍率は2025年度平均で1.09倍と4年連続で1倍を超えているが、物価上昇の影響で実質賃金の伸びは限定的。小山さんは「支援策と雇用環境の改善を両輪で進める必要がある」と語った。