2022年7月30日昼ごろ、那覇市内の認可外保育園で、預けられていた生後3カ月の男児が心肺停止状態になり、搬送先の病院で死亡した。この事故を巡る一連の経緯をまとめる。
事故の経緯と捜査
男児はうつぶせ寝の状態で発見された。2025年11月、当時の園長が保護責任者遺棄容疑で書類送検されたが、2026年4月に不起訴処分となった。死因は司法解剖でも特定できず「不詳」とされている。
遺族の訴え
両親は不起訴に納得しておらず、「不起訴のままでは納得いかない」と述べている。2026年7月21日、那覇検察審査会に対し、元園長の起訴を求める署名3万8000筆を提出した。これに先立ち、2026年5月には検審申し立てを行い、同年7月15日には3万7500筆の署名を集めている。
民事訴訟と検証
遺族は2024年7月、園側と那覇市を提訴し、国にも賠償を請求。2024年10月には那覇地裁で初弁論が開かれ、遺族は保育園の過失を主張、園側は棄却を求めた。2024年3月の検証委報告書は市の対応を問題視し、園の改善状況把握不足を指摘。識者は「より厳しい監督を」と提言している。